ホマニブログ

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【Vol.2】2023 YZ125X キャブレター実験

前回までのあらすじ

カッタウェイ番手を#6.5から#7に変更し、アイドリング用の溝まで切って意気揚々とキャブレターセッティングに赴いた所、針のクリップをしっかりと紛失したり、ティンコのキャブレター講義が送られてくるのをタバコ吸いながら読んだりしつつなんとなーくのセッティングを出した。
アイドリング付近のベッショベショはある程度改善したものの、まだおかしな感触である。
また、低開度で突如として現れるあり得ないレスポンシブルな領域は悪化してしまったのであった。
物事とはそう簡単にはいかないものである。
おもしれぇ。お前、ただで済むと思うなよ。

ちなみにこれはクリップを失くした際にその場から撮影した地面です。
拡大して探して、何も見つからず、泣きました。
その後情けない姿で地面に這いつくばってたら見つけたので良かったです。
 


名古屋から大量のレンタルスロージェットが届きましたので、Vol.2ではさらに煮詰めます
ありがとうございます。


前回の続き

スロー濃い、針の領域が薄めなのが分かっていたので、その辺りを改善しようと

メイン 162のまま
針をEE5(純正では考えられんバケモンみたいに濃い)
スロー52


アイドリングスクリューを少し緩めることができた
エアスクリューが1.5くらいに
アイドリングの二段階安定はまだなる
クリップいじった段階で3/8の爆速ふけ上がりは少しマシになったような気がするが、まだテーパー高さor開けていった時の細さが足らないように思う
スローはこれ以上下げていくと極微開が薄そうな気配があるので針を用意するまではバランス取れない
一旦カッタウェイ#7のセッティングは中止



予め溝をつけておいた#6.5を装着し、再セットを実施した。


160
NYED5(バケモン濃い)
42
AS 1.5周

とりあえず持ってる番手ではこれがベスト
アイドリングさせてる時はスロー42でエアスクリューはいい感じの場所にいるが、針方面に切り替わっていく時に薄そうな感触
これはノーマルのスロットルバルブのままでセッティングを出した時、スロー58から55に落とした時と感触が似ている
ニードルセッティングは一旦濃い方にはずしてから薄くしていきたいのだが更に濃い方向の針の手持ちが無い
低回転でクラッチ繋いでスロットルをパッと開けるとストールする

暖機をちゃんとしたらまともになるか??

ならなかったらスロー上げて騙すか、切り欠きが少なめなのを拡大してみるか、メイン上げて誤魔化すかをやろうと思います

ここまでやって、純正のスロットルバルブでセッティングを出した状態と比べて明らかにスローと針のセッティングがお互いに干渉しにくくなっているように感じる。
これは切り欠きを追加したことによってアイドリングスクリューを緩めることができ、スロットルバルブがアイドリング時に居て欲しい位置近くまで下がって来ているからではないかと見ている。
スロー上げて針の領域を誤魔化す量が減ればあんなに出なかった極微開と中間のバランスを取れるかもしれない。

一旦この状態で乗車フィーリングを確認後濃い〜〜針を注文します。




Vol.3はいよいよ実走だ!
ノーマルバルブのYZと乗り比べます