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【Vol.3】2023 YZ125X キャブレター実験


まあ結論から言うと、実走では全くズレまくってて再セッティングするハメになっていた。
やっぱり走らせないと暖機が全然できないってことよね〜


俺はキャブレターを触るのが下手。




走り始めたら明らかに開け始めが濃過ぎる。
全然合っていない
のに、スローを40にしたら坂道発進等でストールしていく。
42のまま針クリップ位置をあげていき、3/8からは全然早いフィーリングだが2にした
実走開け始めがキレイになったが、スロットルバルブ加工前の
160
EH4
58
よりも開け始めの粘りがない
そこで、スローを上げて針ストレートとクリップで帳尻をあわせる(加工前と同じ方向性の弄り方)

160
EG3
45
3回転戻し

この状態でまだ開け始めが濃い
プラグは移動路を軽く走った後で絶対にあってはならないビチャビチャの真っ黒で見た瞬間に血圧上がって死んだ

今日弄ってた感触からすると、極微開はストレート径、3/8周辺はクリップ位置だと思って濃くしようと頑張っていたのだが、クリップを触ると3/8よりも極微開周辺の影響が強いように感じた。
この領域、TMXではストレート径とスローで弄っていたのだが、その認識のまま触っていたから全てが狂ってできなかったのかもしれない

以上からおそらく、針はEGの2
これで薄すぎたらEFかEEの2になるのではないかという所で今日のテストは終了

その場合3/8以降があまりにも速くmig31みたいになるのでメインを上げないといけないのかもしれない
ただ、空ぶかしでは162より160のほうがキレイなので気分的には上げたくない
実走とレーシングで旧型と狙う位置が大きく違いそうである



と、ここまでをティンコさんに送信。
そういえば、EHでクリップ位置を3や4にするの忘れてた
これは次回やろうかな。




帰り道、キャブレター触るセンスないのかな、と悲しみにくれながらラーメン屋さんに入店したところ、ティンコさんから海外フォーラムにてキャブレター触りながらめちゃくちゃキレ散らかしているオヤヂの投稿スクショが送られてきた。
それによると、そのオヤヂはVol.1、2で実験したカッタウェイの番手を逆に下げる事で3/8からの急激な噴けあがりが改善したという話。

確かに、6.5から7にしたらよりレスポンシブルになった。
負荷をかければストールしていくのでその領域では異様なまでにリーン方向に振れているものと思われる。
番手を下げるとよくなるということはリッチ方向に振ることができる、すなわち、この領域を改善しようと針をバケモン濃くしなくても良くなってなんかいい感じになるのではないか。
そうしたらスローと針の帳尻も合わせやすいんではないか。

ということで、早速#6を注文してみた。
今度こそ良くなって欲しい。